VVGは、台北にいくつかのオシャレ飲食店や素敵雑貨店、書店などを経営する集団で、「VERY VERY GOOD」のこと。前述の「未来市」のグレースさんはVVG創業者で、VVGの店舗はどこもお洒落で人気な様子。華山1914文創園区にもVVGのレストランがあり、開店前で写真は撮れなかったけど、入り口から見る店内はよさげ(笑)でした。華山1914文創園区は以前酒造工場だったところで、昔の煉瓦がとてもいい感じです。こうした昔の建物を残し、新たな使い道や文化を作る「文化創意」が台北を素敵な街にして、住む人も楽しく、観光客もリラックスできる雰囲気を作っています。
https://vvg.com.tw/en
↑レストランの入り口はもっと奥まった場所
↑↓台湾の伝統のクラフト技術をあたらしいデザインで、より洗練された商品に。
園内には南国の樹木も多く、気持ち良い~。
この「文化創意」は台湾の国の政策として2002年に取り組みが始まり、文創の対象は、音楽・ファッション・テレビ・ラジオ・出版・広告・デジタルコンテンツ・建築・デザイン・デジタルコンテンツ・クリエイティブと広範囲に広がっている。
台湾って決して最先端なコトが展開されているばかりでは無いのに、デザインや建築物に刺激を受けるのは、国の発展や未来を考えた時、スクラップ&ビルドを選ばず「歴史を生かす」ことの先にそれらがあると位置づけて、ちゃんと「文化創意」を実現してるからなんだなー、と。だから、旅人にも新鮮で魅力的。
つづく。