２０代の前半に知り合って、長い付き合いの友人が尋ねて来てくれました。
この人はテーマパークの設計にずっと関わってる人で、日本とアジアの各国に出来るテーマパークに合わせて海外でも長く仕事をしてきた人。英語、タイ語、中国語を操り、クライアントは海外籍。直近は国内のテーマパークの増設を。
私も大雑把な方だと思いますが、この友人の細かくない加減ときたら、頼もしいくらい。いつものお気に入りの場所を案内して回ったのですが、視点が違うと、気づく景色や美しいと感じる景色、感覚で気持ち良いと感じることがいつもと違って面白かった。
その友人が意外にも、立ち寄る社寺で御朱印をもらっていて、一つ目のお寺でも二つ目の神社でもつられなかったのですが、三つ目の神勝寺で私も御朱印帖と御朱印を入手。 「シンプルでいいね、この御朱印帖」と友人が言うものですからね。
入っていた御朱印帖の説明書で知ったのですが、「御朱印とは、平安時代より諸国の霊場を巡礼する時、経文を浄書写経してそれをお寺に納め祈願した証としてお寺からいただいた納経印」なんですと！わー、そんな意味のある印だったんだー。納経印！！
訪問した記念のスタンプくらいに思ってた。だから何かブームに乗るのも軽い気がして、「御朱印ねー。」と今まで手を伸ばしていませんでしたが、御朱印の意味を知ると今後は更にしっかりとお参りしなくてはと思った次第。
そして旧友は今夏引っ越しをして、ネズミの住んでる夢の国へ。
